アルバイトを即日で辞めるのはアリ?体験談から考える辞め時と対処法
アルバイトを始めたものの、思い描いていた環境と違い、即日で辞めたくなることは誰にでもあることです。
「これ以上続けられない」と感じたときに、どう行動するべきか悩んでしまいますよね。
今回は、私が体験した「アルバイトを即日で辞めたエピソード」をもとに、即日退職のリスクや対処法について考えていきたいと思います。
ハッキリ言って業務妨害!テレアポのアルバイトで即日退職
テレアポのアルバイトでの出来事
私が即日でアルバイトを辞めたのは、光回線のテレホンアポインターの仕事でした。
若い男性リーダーの下で働くことになったのですが、彼の指導は過度で、業務に集中できないほどの干渉がありました。
指導というより命令ばかり: 電話している最中に、横から「もっと大きな声で!」「早くアポイントを取れ!」と命令され、ストレスが溜まりました。これでは、落ち着いて電話をかけることができません。
「業務妨害」だと感じた瞬間: 本来ならば、自分のペースで話し、顧客と良い関係を築くことが大切です。しかし、リーダーの横槍が多すぎて、まるで仕事を妨害されているように感じました。
即日退職を決意した理由
この状態が毎日続くと考えただけで、精神的に耐えられないと感じ、その場で退職を決意しました。
無理をして続けるより、自分の心を守ることが大切だと感じたからです。
退職の手続きはどうした?その後の流れ
電話で即日退職を伝える
アルバイトを辞める決意をした私は、その日のうちにアルバイト先に電話をしました。
面接担当者を呼び出し、退職の意思を伝えました。
面接担当者は「1日分の給料が出ているから、現金で受け取りに来るように」と言いました。
本当に必要か悩んだ1日分の給料: わずか1日分の給料なので、受け取りに行くべきか悩みましたが、「自分の働いた対価はもらうべき」と考え、取りに行くことにしました。
受け取りの際に感じた違和感
アルバイト先に行くと、担当者は終始ムスッとした態度でした。
金庫から現金を取り出し、受領書にサインするよう指示されました。
私は「お世話になりました」と感謝の気持ちを伝えましたが、担当者は無言で、態度に違和感を覚えました。
最後までイライラが残った対応: 最後の最後まで、こちらの気持ちを無視されたように感じ、納得のいかない終わり方でした。しかし、今となってはそのアルバイトを早めに辞めて良かったと思っています。
アルバイトの実態はやってみなければわからない
面接と実際のギャップに注意
面接のときには好印象だったリーダーや職場の雰囲気。
しかし、実際に働いてみると「面接で聞いていた話と全然違う」と感じることが多々あります。
私の経験でも、面接では「アットホームで働きやすい職場」と言われていたのに、実際はリーダーの強制的な指導に悩まされました。
職場の雰囲気は実際に働いてみないとわからない: 面接時に「おかしいな」と感じた部分は、実際に働いてみて確信に変わりました。働き始める前に、可能であれば職場見学や他のスタッフの話を聞くなどして、職場の実態を知ることが重要です。
リーダーの指導が合わない場合
リーダーの指導があまりにも厳しく、業務に支障をきたす場合、まずは相談することが大切です。
しかし、アルバイトという立場では、自分の意見が通らないことも多いです。
そんなときは、無理に続けるよりも、自分に合った環境を探すことが必要です。
アルバイトを即日で辞める際のポイント
事前に確認しておくべきこと
アルバイトを即日で辞めるときには、以下のポイントを押さえておくと、トラブルを回避できます。
契約内容を確認する: アルバイト契約時に、退職の際の規定があるかどうか確認しておきましょう。退職の連絡方法や、辞める際の注意点を理解しておくとスムーズです。
感情的にならず冷静に対応する: 怒りや不満があっても、退職の際には冷静に対応しましょう。感情的な発言はトラブルのもとになります。
退職理由は簡潔に伝える: 「体調不良」「業務が自分に合わない」といった理由をシンプルに伝えることで、相手も理解しやすくなります。ネガティブな意見は避けるのが無難です。
即日退職を選ぶ前に考えるべきこと
アルバイトを即日で辞めることは、緊急時には必要な選択ですが、できる限り事前に考えておくべきです。
辞めた後の生活や次の職探しについて、ある程度の計画を立てておくことが望ましいです。
まとめ:自分を守る選択をしよう
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アルバイトを即日で辞めるという決断は、簡単ではありませんが、自分の精神的・身体的な健康を守るためには必要なこともあります。
無理に続けることでストレスが増し、さらに悪い状況に陥る前に、自分に合った環境を見つけることが大切です。
もし、今のアルバイトで悩んでいる方がいたら、「自分を大切にする」という視点で判断してみてください。
働く環境を変えることで、新しい道が開けることもあります。
即日退職という選択も、自分の未来を守るための一歩だと思ってください。