派遣社員の残業体験:残業の有無で変わる働き方
派遣社員として働いていると、残業の有無が職場の雰囲気や働き方に大きく影響します。
私が経験した派遣先の中には、残業を一切させない会社もありました。
ここでは、残業が少ない派遣先での実体験をもとに、そのメリットやデメリットについて詳しくお話しします。
残業をさせない派遣先の実態とは
ある大手ショッピングサイトの営業職で派遣社員として働いていたときのことです。
その職場では、始業時間のギリギリに到着し、終業時間になったらすぐに帰るのが当たり前の環境でした。
正社員が率先して残業をする中、派遣社員には残業を求めないスタンスが貫かれていました。
電話営業がメインの業務内容
私の主な業務は法人に対する電話営業でした。特に午前中はコール件数を重視し、午後はリストの整理や情報の確認を行い、夕方に再び電話営業を行うというサイクルで仕事をしていました。
この会社では、派遣社員に無理な残業を強いることはなく、必要な仕事が終わればさっと帰宅できる体制が整っていました。
時給は1,600円で、月収としては約25万円ほど。
残業がないため、収入が大きく増えることはありませんが、安定した収入と仕事のしやすさが魅力でした。
残業なしの職場のメリットとデメリット
メリット:ワークライフバランスが取りやすい
残業がない職場では、終業後の時間を自分のために使うことができます。
趣味や家族との時間を大切にしたい人には、このような環境は理想的です。
特に有給休暇の取得がしやすい職場では、気軽に休暇を取ることができ、体調を崩したときや家族の用事にも対応しやすいです。
デメリット:収入の上限が決まっている
残業がないため、基本給以上の収入を得ることが難しいというデメリットもあります。
時給が高くても、残業がないと月収が一定の金額に留まってしまいます。
生活費や将来の貯金を考えると、もう少し収入が欲しいと感じることもありました。
派遣先での仕事の安定性と不安定さ
私が働いていた派遣先では、業務内容がしっかりとシステム化されており、アポイント取得に関するスクリプトも用意されていました。
そのため、特に難しい作業はなく、仕事を進めやすい環境でした。
しかし、3年目に事業の縮小が決まり、派遣社員が必要なくなってしまったのです。
繁忙期や閑散期がない職場の働きやすさ
この職場は、年間を通じて繁忙期や閑散期がほとんどなく、安定した業務量を保っていました。
そのため、急な仕事の増減もなく、スケジュールが立てやすかったです。
しかし、派遣社員としての雇用期間が限られているため、長期的に働くには不安を感じることもありました。
まとめ:派遣社員として働く際に考えるべきこと
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長時間残業を経験して学んだ派遣社員の現実とは
派遣社員として働く場合、残業の有無や職場の体制は重要なポイントです。
残業がない職場では、ワークライフバランスが取りやすく、心身の負担が少ない一方で、収入面での制約があります。
自分のライフスタイルや収入の目標に合わせて、働き方を選ぶことが大切です。
また、派遣社員は雇用期間が限られているため、スキルアップや次のステップを常に考えておく必要があります。
働きやすい職場を見つけることはもちろん、将来的なキャリアパスを見据えて行動することも重要です。
どんな職場であっても、自分にとって働きやすい環境を見つけ、無理なく続けられる働き方を見つけることが、長期的な成功につながるでしょう。
皆さんが、自分に合った職場環境で充実した日々を過ごせることを願っています。