派遣社員の将来はどうなる?実体験から見えた現実
こんにちは、大福です。派遣社員として働いていると、「このままの働き方で将来はどうなるんだろう?」
と不安に感じることはありませんか?
実際に私も、派遣社員としての経験を積みながら、様々な困難や転機を経験してきました。
今回は、派遣社員として5年以上働いた私の体験をもとに、派遣社員の将来についてお話しします。
同じように不安や悩みを抱える方々にとって、少しでも参考になる内容をお届けできればと思います。
有給消化中に次の仕事を探す決意
派遣社員として働いていた私は、ある時派遣切りに遭いました。
幸いにも、有給休暇が残っていたため、その期間を使って次の仕事を探すことにしました。
有給消化中に行動を起こしておくことで、次へのステップをスムーズに進めることができます。
有給を活用してアルバイトをスタート
有給消化中に見つけたのは、不用品回収のテレホンアポインターのアルバイトでした。
派遣社員の契約が切れてもすぐに収入が得られるよう、アルバイトを始めることにしたのです。
結果として、1年ほどその仕事を続けながら、再び正社員の求人を探し続けました。
アルバイトから正社員へ転身
アルバイトをしながらも、正社員への道は諦めていませんでした。
ある日、インターネットコンサルティング会社の正社員募集を見つけ、思い切って応募。
書類選考を通過し、面接でも無事に採用され、念願の正社員になることができました。
テレホンアポインターからの転職成功
不用品のテレホンアポインターから、インターネットコンサルティングの正社員へと転身することができたのは、自分の努力とタイミングが重なった結果だと思います。
派遣社員からアルバイト、そして正社員へとキャリアを積み重ねていくことは決して不可能ではないと感じました。
正社員になった後に襲った試練
正社員として働き始めて1年ほど経った頃、職場のストレス診断で「ストレスレベルが高い」という結果が出ました。
産業医との面談を受け、精神内科の受診を勧められました。
診察の結果、うつ病と診断され、さらにアスペルガー症候群という発達障害も持っていることが判明しました。
休職後、再び無職に
会社に診断書を提出し、しばらく休職することになりましたが、病状は改善せず、最終的には退職することになりました。
無職になり、収入が途絶えた私は、やむを得ずカードローンで生活費を賄う日々を過ごしました。
しかし、数年後には借入限度額に達し、これ以上お金を借りることができなくなりました。
借金問題と生活保護の申請
カードローンの限度額に達し、生活に行き詰まった私は、知人の勧めで弁護士に相談しました。
弁護士からは「生活保護を検討してみては?」と言われ、役所に行くことを決意。
持ち家を手放し、世帯分離をして一人暮らしを始めることで、生活保護を受けることができると知り、その通りに行動しました。
弁護士との相談で自己破産へ
生活保護を受けながらも、借金の問題は解決しておらず、再び弁護士に相談しました。
結果として、自己破産を申請し、持ち家が競売にかけられることになりました。
家族と共に家を出て、自己破産を経て、ようやく借金から解放されました。
障害年金を受給しながらの生活
自己破産後、障害年金の申請を行い、無事に審査を通過しました。
これにより生活保護は廃止され、現在は障害年金を受給しながら生活を続けています。
精神科への通院を続け、うつ病とアスペルガー症候群の治療を受ける日々です。
派遣社員から精神障害者へ:予想外の未来
派遣社員として働いていた頃は、まさか自分が精神障害者として障害年金を受けながら生活することになるとは思いもよりませんでした。
普通に働けていた日々が、今では遠い過去のことのように感じます。
どんなに頑張っていても、未来は予測できないものだと痛感しています。
まとめ:派遣社員の将来と向き合うために
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派遣社員として働くメリット—私の体験を交えて
派遣社員として働いていると、将来への不安が常につきまといます。
私自身、派遣切りや病気、借金、生活保護、自己破産、そして障害年金と、想像もしなかった道を歩んできました。
しかし、この経験を通して感じたのは、「未来は自分で切り開くしかない」ということです。
派遣社員として働く中で、正社員への転身を目指すのも一つの選択肢ですが、常に自分の心身の状態やキャリアプランを見つめ直し、柔軟に対応することが大切です。
どんな状況であっても、希望を捨てずに自分の未来を切り開いていきましょう。
あなたがどんな状況にあっても、一歩ずつ進んでいけることを願っています。