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アルバイトの志望動機はどう書く?本音で考える動機の見つけ方

アルバイトの応募をする際、必ず聞かれる「志望動機」。これに対して「特にない」「お金を稼ぎたいだけ」と思ってしまうことも多いのではないでしょうか?

しかし、面接でどう答えるかを工夫するだけで、採用の可能性をぐっと高めることができます。

 

今回は、実際に私が経験したアルバイト応募の体験をもとに、志望動機の考え方や伝え方についてお話しします。

履歴書の志望動機は本当に必要?私の体験談

アルバイトを何度も経験している私ですが、実はこれまで「志望動機」を空欄にした履歴書を提出したことが何度もあります。

 

そんなやり方で問題なく採用されたことも多々ありました。

志望動機なしでも採用された経験

私がアルバイトを探すとき、重視していたのは「とにかくお金を稼ぎたい」というシンプルな理由でした。

 

そのため、履歴書の志望動機欄には特に書かず、学歴や職歴、資格だけを記載して応募していました。

 

実際に、志望動機欄が空白のままの履歴書で応募しても、「なぜ書いていないのか」と指摘されたことは一度もありません。

 

なぜなら、アルバイトの目的は多くの場合「生活費を稼ぐこと」だからです。

 

お金を稼ぐというシンプルな動機でも、きちんと伝えれば問題はありません。

同じ履歴書を使い回す理由

履歴書の志望動機を空欄にしておくもう一つの理由は、同じ履歴書を他のアルバイト先にも使い回せるからです。

 

日付を空欄にしておけば、いくつかのアルバイト先に同じ履歴書を提出できます。

 

こうすることで、毎回新しく履歴書を書き直す手間が省けるため、効率的に応募を行えます。

 

志望動機はどう答える?面接官に聞かれたときの対応

アルバイトの面接で「志望動機は?」と聞かれることがあります。

 

特に強い動機がない場合、何と答えたらいいか迷うこともあるでしょう。

「お金を稼ぎたい」も立派な志望動機

多くの人がアルバイトをする理由は、やはり「お金を稼ぎたいから」ではないでしょうか?

 

私はこれまで、面接で「志望動機は?」と聞かれた際に、「特にないですが、お金を稼ぎたいからです」と率直に答えました。

 

結果として、その答えで採用されたことも多くあります。

 

面接官も現実的な理由を求めているため、「お金を稼ぎたい」というシンプルな動機は決して悪いものではありません。

「社会貢献」や「自己成長」は必須ではない

アルバイトの面接で、社会貢献や自己成長を理由に挙げることもできますが、必ずしもそれが必要ではありません。

 

私自身、実際には「生活費を稼ぎたい」「趣味に使うお金を貯めたい」といった現実的な理由がメインでした。

 

アルバイトにおいては、正直な動機を伝える方が相手に好印象を与えることがあります。

 

無理に取り繕った答えをするよりも、率直に「働きたい」と伝える方が好感を持たれやすいです。

志望動機が思い浮かばないときの対処法

「お金を稼ぎたい」という理由を伝えられれば良いのですが、それすら伝えにくい場合もあるかもしれません。

 

そんな時は、以下のように考えてみると良いでしょう。

1. 実際の仕事内容から理由を見つける

応募先の仕事内容をよく確認し、その中で「自分ができそうなこと」「興味があること」を見つけます。

 

例えば、接客業なら「人と話すのが好き」、事務仕事なら「データ入力が得意」といった具合に、自分の得意なことと結びつけて志望動機を考えます。

2. 将来の目標と関連づける

アルバイトを通じて学びたいことや、将来の目標に役立つ経験を得られるかを考えてみましょう。

 

例えば「将来、飲食店を開きたいので、飲食業界の経験を積みたい」など、長期的な視点で動機を組み立てることができます。

3. 働くこと自体を動機にする

特に強い理由が思い浮かばない場合でも、「とにかく働いてみたい」という気持ちを動機にするのも一つの手です。

 

「社会人としての経験を積みたい」「働くこと自体に挑戦してみたい」といった意欲を伝えれば、好意的に受け止められることが多いです。

志望動機のないアルバイトでも採用されるために

アルバイトの志望動機が思い浮かばなくても、以下の点に気をつければ採用される可能性は十分にあります。

1. 志望動機はシンプルに

「お金を稼ぎたい」「働いてみたい」というシンプルな理由でも十分です。

 

面接官も多くの応募者を見ているので、率直で分かりやすい動機の方が伝わりやすいです。

2. 志望動機がない場合でも前向きな姿勢を見せる

「特に理由はないけれど、とにかく働いてみたいです」といった前向きな姿勢を見せることも大切です。

 

アルバイトは、社会経験を積む場でもあるため、その意欲を伝えることが重要です。

3. 採用後の目標を伝える

志望動機が明確でなくても、「採用されたら、〇〇を学びたい」「こんな経験を積みたい」といった採用後の目標を伝えることで、やる気をアピールできます。

まとめ:志望動機は「ない」でも大丈夫!

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アルバイトの志望動機が思い浮かばないことは、決して珍しいことではありません。

 

「お金を稼ぎたい」「とにかく働きたい」というシンプルな動機でも、十分に伝わります。

 

大切なのは、自分が働く理由を正直に伝え、前向きな姿勢を見せることです。

 

これからアルバイトを探す方も、ぜひ自分の気持ちに素直に、そして前向きに面接に臨んでみてください。あなたに合ったアルバイトが見つかることを応援しています!

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キャリアアドバイザー

佐藤 圭介

はじめまして。ブログ執筆を担当するキャリアアドバイザー、佐藤圭介です。40代前半、既婚で2人の子供を持つ父親です。長年会社員として働く中で、将来のキャリアや家計の不安から「転職」という選択肢に真剣に向き合い始めました。家族との安定した生活を守りつつ、自分自身の成長も大切にしたい。そんな同じような悩みを持つ方へ、転職成功のノウハウや心構えを発信し、「次の一歩」を一緒に考えます。

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20年以上の人事経験を活かし、キャリア再構築をサポートする転職アドバイザー。採用・評価・キャリア開発の実務を通じて、多くの求職者を支援してきた経験を持つ。家庭を持ちながらも「安定」と「成長」の両立を目指す女性として、リアルな体験談を交えたアドバイスが好評。非正規雇用やキャリア停滞に悩む方々に向け、成功事例や現実的なアプローチを提案。仕事と家庭を両立したい全ての人の「次の一歩」を応援します。

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大福 天喜

元人事主任 ブログ運営者

大福 天喜

10代から40代まで、正社員として人事部主任を務めたり、派遣社員やアルバイトとして多様な働き方を経験してきました。人事の現場では、新卒採用から中途採用、アルバイト面接まで幅広く携わり、採用や職場環境の改善にも尽力してきました。一方で、派遣社員としての働き方や、アルバイト時代に感じた悩みや課題にも深く向き合ってきました。現在は、そんなリアルな経験を生かし、30代〜50代の「もう一度キャリアを築きたい」「自分らしい働き方を見つけたい」と考えている男性読者に向けて、実践的なアドバイスをブログで発信しています。私自身、多くの失敗や試行錯誤を重ねながら、正社員・派遣社員・アルバイトそれぞれのメリットと課題を学んできました。このブログでは、「キャリアを再構築したい」「安定と成長を両立したい」と考える方に寄り添い、現実的で役立つ情報をお届けしています。私が経験から得た教訓や成功へのステップをシェアすることで、あなたの新たな一歩をサポートします。ぜひ一緒に、仕事やキャリアに対する不安を解消し、理想の働き方を実現しましょう。